2010-02-27

雨降りの間に小物を作らないと。。

小物の在庫がかなり少なく
雨降りでジャガ掘り、ミカンちぎりが無い間に
一気に製作に取り掛かろうと
屋久杉の木片をカンナかけ。

屋久杉は石を噛んでいることもありそうで
屋久杉のカンナかけは専ら替え刃式カンナを使用。
刃が欠けても刃を交換してすぐに作業に戻れます。


上等のカンナを使い、
刃を石で欠けさせたらがっかりします。
刃を元通りにするのに数時間。
貴重な時間が刃砥ぎで潰れます。


屋久杉木片カンナかけ

カンナ屑はあっという間に山になり。





2010-02-19

大地のリンゴの季節

ヨーロッパのある地方では馬鈴薯を「大地のリンゴ」とも言うらしく
栄養的には優れている様。
大航海時代にもビタミンC不足による病気予防のため船に積み込まれたとの事。

屋久島も馬鈴薯収穫の季節。
今年も収穫の手伝いで程よい筋力トレーニング。
20kg前後のジャガイモ満載の収穫カゴを1日に百回以上は上げたり下ろしたり。

ありがたいことに
いつも作業終わりにはたくさんのジャガイモを頂きます。

掘り立ての新じゃがはその日に食べるに限ります。
いただいた大じゃがは
さっそくファルシーなるものに変身、そして賞味。
美味しいことこの上なく
あっという間に平らげ、写真はありません。。。




2010-02-15

アームチェア 納品です。

アームチェア

本日
アームチェア納品させていただきました。

ご注文いただき誠にありがとうございました。


製作のコンセプトは
存在感があるがすっきりしたシルエット。
限りなく装飾を排除したシンプルデザイン。
気に入っていただけたようでほっとしております。

ゆったりとしたリラックスタイムをお過ごしいただければ幸いです。

詳細は→http://k-woodcraft.com

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屋久島も花粉の気配。。。
目がボツボツかゆくなってきました。
屋久島におみえになる杉花粉症の方は要注意!





2010-02-10

椅子作り 鉋削り

今日は半袖でも動けば暑くなる陽気。

雨が降ったり雷が鳴ったりでタンカン収穫もままならない様子。
今年は色つきが早いのか去年より10日ほど早く
2月6日に収穫手伝いのお呼びがかかる。
不合品をいくらか頂き、これがまた美味しく糖度は12度を超えていて
永田ゴールドという品種もいただいたがこれもまた美味しくこちらも糖度は12度以上。


昨日今日は天候も雨模様でミカン手伝いも休み。
椅子作りは最終段階。


椅子のデザインは曲線を用いられることが多く
その削りは普通のかちっとした家具作りとは趣が異なります。

テーブルの天板のカンナ削りは原則平面に削らないといけません。
気が抜けず、緊張感を伴い
遊びは決して許されないストイックな削りです。

それに対して、、、、

椅子の脚や、アームなど曲線を削りだすときは
自らが描いたイメージ、ラインで削りだすことになります。

その際、いくらかの遊び、余裕が生まれます。
もう少し柔らかいラインに、、、
ここはきつめの曲線に、、、
などと最初下書きした線を幾分かはみ出し
自分の感性にゆだねながら削ることもあります。

四角四面の家具を作るのとはまた違った感性が試されます。

南京鉋、反り鉋、四方反り鉋
曲線、曲面削り用の鉋。
左から反り台鉋、南京鉋、四方反り鉋。


曲線削りはサクサク削れて心地よく、
削っているとあっという間に時間が過ぎ去り
ああもうこんな時間になってしまった!と驚いてしまいます。






2010-02-05

椅子作り アームチェアー

アームチェアー製作中。

存在感があるがすっきりと落ち着いたフォルム、
でしゃばらないデザインと永年の強度、、、、、
という今回の製作コンセプト。

椅子作りは難しいとよく言われますが
本当です。

10人の作り手がいれば10通りの椅子が出来上がります。


椅子の仮組み

仮組み中。

このあとは
若干の曲線を鉋を駆使して削りだします。





2010-02-03

屋久島移住

屋久島に移住して鶏を飼いたいと思う人は多いようで、、、

先日、同郷の兵庫からこのたび移住された方がご来訪。
鶏を飼いたいとの旨。
是非飼ってください。
たまごは貴重な蛋白源。
微力ながら応援いたします。

その翌日も昨年移住された方が弊HPをご覧になり
見学させていただきたいとの旨。
たいしたものはありませんがどうぞご覧になってくださいということで
ご来訪。
鶏を飼う事をお考えになっていらっしゃったとのこと。
是非飼ってください。
たまごで生計を立てるのは難しいかも知れませんが
応援いたします。
いろいろ屋久島でしたいことをお持ちになっていらっしゃるご様子。
是非、夢をかなえてください。

人工1万3千人のこの離島で
いかに収入を得て
いかに生きていくのか、、、。

私の方は
この島暮らしで物欲が無くなり何とかなっています。



鶏


屋久島では鶏を飼っていらっしゃる方が結構多い。

屋久島自然養鶏研究会でも発足するのもいいかも、、、。
屋久島特産の飼料で育てた鶏のブランド卵。
安定供給できる体制が出来れば案外面白い。