2010-01-20

なんとか発芽

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ニンジン



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大根


本日ポカポカ陽気。
気温は20℃。
晴れて温かくなると気分も良くなります。

��2月末に播種した
ニンジン、大根、レタス、スナップエンドウ
やっとかっと育っています。

はたして収穫できるのか!?





2010-01-19

屋久島における鶏の餌

秋から春はサツマイモ。
捨てられてしまう芋は一体何トンあるのやら。

春はジャガイモ。
捨てられてしまう芋はひょっとして何十トン?

一年を通して野菜。草、バナナの茎、葉、茶。
やる気があればガジュツ、ウコンの粉。

豆腐屋さんからオカラ。
サイレージ乳酸発酵させればかなり日持ちします。

芋蔓。蔓は裁断しないと食べません。

植物の類も米ぬかをまぶし乳酸発酵させれば長期保存可。

サツマイモはそのままつつかせても良いが
粉砕機で細かく砕いて好気発酵させたり
米ぬかをまぶし乳酸発酵させた方が無駄なく食べるので良いようです。

馬鈴薯は茹でた方が良さそう。

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餌はやはり発酵餌。
好気性発酵飼料は4~5日分まとめて作ります。
現在は安納系統の芋を粉砕して発酵。
豆腐屋さんのオカラも発酵。

出来れば屋久島産の飼料100%で行きたいところですが
なかなかこれは難しい。

成鶏1羽1日乾燥重量で130g前後の餌が必要ですが
そのうち4~5割を穀類とした場合
穀類1羽60g。
1年で365日×60g=21900g
1羽で約22kg
10羽で220kg
100羽で2.2t

やはり大羽数飼育での島内産飼料の確保は難しそう。

本州などでは屑米、屑小麦がたくさん手に入るようですが
ここでは無理な話。

現実的なのは
サツマイモ養鶏かも。
サツマイモは秋から春は貯蔵可能なので
適宜粉砕して米ぬかとともに好気発酵させ給餌。
夏に入る前に次の収穫までの必要量を乳酸発酵させて給餌。


救荒作物であるサツマイモ。

盛んに栽培されている屋久島にあっては
有意義に活用したいものです。


ひよこ14日令




��たまごはAコープ宮之浦店、屋久島ふるさと市場、みみ商会にあります。)






2010-01-18

自然とは

土があるところには緑があり
四季折々の恵みを我々人間を含めた動物にもたらします。

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��5年前
当時、神戸に住んでいて
神戸市中央区の旧居留地あたりで働いていました。

地震当日
住んでいたコンクリートの建物は縦に大きな亀裂が入ったものの
私自身幸い怪我もなく
停電等で全く情報がなかったため
どこか遠くの地でとんでもない大地震があったのだとばかり思い
地下鉄も止まっていたのでタクシー乗り合わせで出勤。

その光景はいまだに目に焼きつき
余震は本当に容赦なく続き
水は止まり、そのうち食べ物も底をついてしまいます。
もし日中に地震が起きていれば、、、。

この体験は
忘れることはなく
考え方、生き方に影響を与えています。

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自然の脅威と
自然の恵み。


今日は畑でパセリを収穫。
そのまま食べてみると最高に美味しい。

苦味は全く無くて
甘くて鮮烈な香りが口いっぱいに広がります。





2010-01-11

戦場

「バァーン!」

乾いた銃声。
ここは戦場かと思ってしまうくらい。

何かを追っているらしい
犬の声。

林の中での薪拾いも命がけ。

猟師さんくれぐれも慎重にお願いしますよ。


間違って撃たれたらたまらないので
早々に退散。

平和ボケの日本国にあっても
野生動物にとってここはまだ戦場のようです。

屋久の鹿太郎
 我が家によく現れる屋久の鹿太郎







2010-01-09

実験農園

トマト

ミニトマトはかなり強いようで
��月に植えつけたものがまだまだ実をつけています。

ナスも実こそつけていないですが
まだまだ元気です。

元気な野菜は
そのままどうなるか様子を見守ります。


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本格的な農業をしたいわけではなく
農的な暮らしを模索して
現在に至りますが
まだまだ分からないことだらけです。

自然を観察し、そこから学べば
おのずから答えが出るかもしれないと
いろいろ試しています。











2010-01-06

宝の山

「おばあさんは川へ洗濯に、おじいさんは山へシバカリニ、、、。」

化石燃料が無い時代
シバカリは重要な仕事であったことは
容易に想像できます。

薪ストーブを急遽導入したので
薪の用意が無く
今日も林に分け入り薪集め。

枯れ枝、倒木などを集めながら
例の昔話を思い出します。

シバカリ=×芝刈り
シバカリ=柴刈り?
シバカリ=柴狩り?
などと考えながら
あっという間に薪に良さそうな枯れ枝や倒木が集まります。



化石燃料全盛の現代
山にはたくさんの自然燃料が埋もれています。



ミカンの木に止まったメジロ

山ではメジロがチーチー鳴いています。






2010-01-01

一年の計

あけましておめでとうございます。

昨年は小さいながら木工工房をはじめることができ、
また、屋久島で農をはじめてから丸3年経ちました。

木工品をご注文いただいた皆様、ご購入いただいた皆様
たまごをお買い上げいただいた皆様
畑関係でお世話になった皆様、等々
全ての皆様

昨年は本当にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


今年も心を失わないように自分のペースでやっていきたいと思います。



さて今年の計画。

工房は昨年何とか出来たものの
スペース的に狭すぎ
家の下屋を波板で囲っただけのもので
家と密接しており
木の埃がすごく
狭いため機械の角で体をぶつけ
野菜置き場も兼ねているので
野菜も埃だらけ。


今年は思い切って広い工房兼展示スペースをセルフビルドしよう。




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年末に導入した薪ストーブ。
ゆらめく炎を見ていると飽きません。
木工房で出た木っ端が役に立ちます。