2010-01-19

屋久島における鶏の餌

秋から春はサツマイモ。
捨てられてしまう芋は一体何トンあるのやら。

春はジャガイモ。
捨てられてしまう芋はひょっとして何十トン?

一年を通して野菜。草、バナナの茎、葉、茶。
やる気があればガジュツ、ウコンの粉。

豆腐屋さんからオカラ。
サイレージ乳酸発酵させればかなり日持ちします。

芋蔓。蔓は裁断しないと食べません。

植物の類も米ぬかをまぶし乳酸発酵させれば長期保存可。

サツマイモはそのままつつかせても良いが
粉砕機で細かく砕いて好気発酵させたり
米ぬかをまぶし乳酸発酵させた方が無駄なく食べるので良いようです。

馬鈴薯は茹でた方が良さそう。

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餌はやはり発酵餌。
好気性発酵飼料は4~5日分まとめて作ります。
現在は安納系統の芋を粉砕して発酵。
豆腐屋さんのオカラも発酵。

出来れば屋久島産の飼料100%で行きたいところですが
なかなかこれは難しい。

成鶏1羽1日乾燥重量で130g前後の餌が必要ですが
そのうち4~5割を穀類とした場合
穀類1羽60g。
1年で365日×60g=21900g
1羽で約22kg
10羽で220kg
100羽で2.2t

やはり大羽数飼育での島内産飼料の確保は難しそう。

本州などでは屑米、屑小麦がたくさん手に入るようですが
ここでは無理な話。

現実的なのは
サツマイモ養鶏かも。
サツマイモは秋から春は貯蔵可能なので
適宜粉砕して米ぬかとともに好気発酵させ給餌。
夏に入る前に次の収穫までの必要量を乳酸発酵させて給餌。


救荒作物であるサツマイモ。

盛んに栽培されている屋久島にあっては
有意義に活用したいものです。


ひよこ14日令




��たまごはAコープ宮之浦店、屋久島ふるさと市場、みみ商会にあります。)






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