雨の日は木工です。
畑や鶏のことが忙しく遅々として進まないのですが
気分が乗れば一気に作り上げます。
手作り家具といってもピンからキリまであり
作家によってそれぞれのこだわりがあり
作り方も人それぞれ
価格もまちまちで
消費者も自分の感性にあう家具、作家があって当然で
どの作品、どの作家、どんな作り方が良い悪いということはありません。
私にとっての木工、家具作りの醍醐味はなんと言ってもカンナかけです。
電気カンナではなく昔ながらの手カンナです。
数回カンナをすぅーと引いてくると、さっときれいな木目が顔を覗かせます。
カンナが通ったあとは鏡面のようになり、まわりの景色が写りこみます。
しかし、大盤のテーブル天板をカンナかけすると汗だくになり、
息も絶え絶え、マラソンの後のようになります。
屋久島地杉の板をはぎ合わせて作った150×90サイズの大型コタツ天板のカンナかけ。
杉(屋久杉ではない普通の杉)のカンナかけは実に奥深く、
杉のカンナかけができれば一人前といわれるのもうなずけます。
屋久杉ではなく
屋久島の普通に生えている杉、地杉をもっと家具や建築に取り入れたいものです。
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